いこーよ公式Twitterアカウント凍結の話

はじめまして。

アプリ担当をしております。鈴木です。

actindi Advent Calendar 2018、24日目の記事です。

 

今月、2018年12月1日でいこーよは10年という節目を迎えました。

ありがとうございます。

 

その記念に開催された企画はこちらから↓

いこーよ10周年特別企画!豪華プレゼントも! | 子供とお出かけ情報「いこーよ」

 

その10周年を迎える4日前

いこーよ公式のTwitterアカウントでは、悲劇が起きてました。

twitter.com

今回はその経緯を纏めてみました。

 

 

悲劇へのお誘い

 

事の発端は、タイムラインで流れたTwitterからのお知らせでした。

 

「誕生日を登録するとアカウント画面にバルーンが舞うよ♪」

 

 

記憶ではそんな文言だったと思います。

キャッチー且つ「いこーよ10周年」にはとてもイムリな文字が目に入って来ました。

 

参考:【Twitter】誕生日の風船を表示させる方法(数を増やす・風船がでない・風船を割る、についても) - Twitterの極み 〜使い方・裏技・小ネタ大全〜

 

私の脳裏には、

  • いこーよアカウントに風船が飛ぶんだ!

  • 数千人のフォロワーさんに知らせる事ができる!!

  • いこーよ10周年めでたい感をもっと演出できるぞ!!!

 

 

「よし!登録して盛り上げちゃおう!!」

 

 

そして私は空けてはならない箱に手を付けてしまったのでした。

 

 

 

 

 

 

猶予を与えないBAN(アカウント凍結)

早速、日付を「2018年12月1日」にセット♪

 

するとアラートが出現

 

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ここでの私の理解は

 

  • サービス誕生の日付は間違ってないね♪

  • 正しくないとアカウント制限?って何かなー?
    (いこーよはTwitter認証アカウント。認証済みアカウントは「信頼の証」だから大丈夫だよね♪)

  • 「確認」って次に「確認する画面」に繊維するのかも♪

 

と、ふわっとしたまま意気揚々と「確認」をタップ。

 

「さぁ、10周年に向けてTwitterでも盛り上げちゃうぜ!!」

 

 

 

 

 

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(タップ後、遷移した画面)

 

 

「・・・ん?ロック?」

 

何が起こったのか一瞬理解できませんでした。

 

真っ白な時間がしばらく経過したのち、事の重大さに気付きました。

 

どこにもいこーよロゴのあるアカウントが見あたりません。。

 

ログアウトしても、アカウントが見つかりません。

 

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PCもスマホも、

隣席社員のデバイスも、

 

向かいのホーム、

路地裏の窓、

 

こんなとこにいるはずもないのに。

 

 

これ、即刻BANなんだ...

 

 全身が凍りつき、ALL毛穴からALL脂汗が出てきました。

 

 

 

 

 

 

 

アカウント復活までの道のり

とりあえず、速攻でユーザ対応。サイト上に貼っていたTwitter表示を一斉トリ。

ユーザ・社内に陳謝。

 

 

即「Twitter 年齢 停止」で検索。

 

出てくる出てくる、同じ手口でアカウント凍結されたという記事が。

年齢制限で凍結されたTwitterアカウントが解凍!解凍のためにやったことまとめ | ガジェットTouch!

Twitter規約改定で13歳未満が利用禁止に 公式アカウントが凍結される騒ぎ 「13歳以上でも凍結」の声も - ねとらぼ

 

天下のLINEさんですら、、

 

どうやら、今年施行されたGDPR対策により13歳未満はTwitterの利用は制限していたようでした。

 

まだ10歳のいこーよは当然引っかかってしまったわけです。

 

その後、アラートにリンクされていた専用お問い合わせフォームに行き、

*********************

成人証明できる「個人情報記載の証明書」を提出する

*********************

との事なので、

「運転免許証」を送ります。

 

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調べると数週間かかるという記事も。。

 

焦りました。

4日後には10周年。

そんな記念の日にアカウントが無いという事態だけは避けたい。。

 

夕飯も喉を通らず、眠れない夜を過ごしました。

 

 

 

 

 

翌朝、

 

そんな気持ちはつゆ知らず、まぁーあっさりしたメールがTwitterから送られてきました。

 

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色々あったけど、迅速な対応、ありがとう!Twitterさん泣

およそ10時間ほどで復活させていただきました。

Twitterさん、さすがだね!

 

 

 

 

 

 

 

でもね、、

 

 

 

まとめ(Twitterに学ぶ・やってはいけないUX)

 

今回経験した事で、私が思う悲しいUXと予防策をまとめてみました。

 

① 利用ユーザを想定してあげて

Twitterのアカウントは個人だけじゃない。企業で使われる事も想定して誘導してあげてほしい!様々なユースケースを予め考えておこう。

→ 美味しい餌を撒いといて、釣ったら即捨てないで。フォーム画面に「ツンデレ」は要らないよーー

 

② 予測と違うアクティブボタンは☓

ユーザの頭の中で予測できうるその先の内容と違う文字でボタンを設置しない!

→ 「確認」ってその先に「確認画面」あると思うよねーー

 

③ 絶望感は味あわせないで

アクション後、いきなりBANなど言語道断。救済処置をユーザ側に行わせる「前」に気づかせる体験を心がけよう!

→ 「13歳未満の場合はアカウント停止いたします」などを事前に教えてあげてーー

 

 

 

 

企業のTwitter担当者の皆様、サービス開始から13年以内なら

絶対にサービス誕生日を入力してはいけません。

 以上。

 

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今日は平成最後のクリスマス・イブ。

 

子ども達の笑顔があふれる日。

上記のような体験を、本当の「サンタ」であるパパ・ママにさせるわけにはいかない。

家族の笑顔の為に、「いこーよ」は日々使ってくれている方の為に改良を重ねています。

 

 

アクトインディでは、一緒に働いてくれるアプリエンジニアを大大大募集してます!

 

 

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アプリチーム3名は全員二児のパパ。

今宵は子ども達が寝静まった後、押入れからせっせとプレゼントを取り出すのです。